Windows 10 のサポート終了は待ってくれない。Windows 11 化はアウトソースして乗り越えましょう。

作成日:2023/08/01

お役立ちコラム

Windows 10 のサポート終了は待ってくれない。
Windows 11 化はアウトソースして乗り越えましょう。

このコラムでは、IT管理者さまとお話しする中で必ずと言って良いほど話題となる、Windows 11 についてお話します。

Windows 11 の導入・移行の対応方法は?

国内企業の Windows 11 導入・移行は一部実施していますが、大半はまだ Windows 10 を利用しています。
昨今の導入コスト増加の影響もあってか、『Windows 11 導入・移行の対応方法』は「リプレース」と「アップグレード」混在で対応する回答者が全体の38.8%を占めました。

2023年7月以降、主要のPCメーカー ( Microsoft 製除く) はそろって Windows 10 ダウングレードモデルのライセンス料値上げや販売終息を発表しています。
値上げをきっかけに Windows 11 の前倒しを検討される企業も増えています。

PCの運用・管理におけるPCリプレース時の課題・障壁とは?

一言で言うとキッティング作業です。
アプリケーションやマスターイメージの考え方が変わりつつある現在、PC運用管理の高度化・複雑化がみえます。

導入作業の業務を情報システム部門の社員が対応している企業が 約70% ※

DX/デジタル化、セキュリティー対策、多様な働き方の対応に情報システム部門のリソースが求められていく中で、日々のヘルプデスク業務の対応もしており、負担が高まっています。

  • 全国81社の情報システム部門のお客さまに当社がヒアリング調査した結果 (調査期間:2021年5月31日~7月30日)

情報システム部門さまのお困りごと

  • PCの配備・導入業務が忙しくコア業務に手が回らない。
  • PCの設定内容が高度化し作業量が増加する一方。
  • 担当者の退職などで引継ぎがうまくされず業務効率が悪い。
  • 自社社員による配備・導入作業はコストが見合わない。
  • 新しいテクノロジーを習得するための時間がとれない。
  • 人員確保が難しい。

当社調べでは、導入作業の業務を情報システム部門の社員が対応している企業は70%とほとんどの企業が自社で対応しています。
その中でも、情報システム部門の困りごとの代表的なものとしては、「PCの配備・導入業務が忙しくコア業務に手が回らない」、「人員確保が難しい」などが多く聞かれます。

なかなかキッティングがアウトソースできない理由は?

情報システム部門の多くがベンダーにアウトソースしても自社で実施する作業が残ってしまうため、導入作業のコストが見合わないと回答しています。
一般的なキッティング手法であるクローン展開だけでは、社内環境に入ってから設定するPC作業が未実施のため、物足りないというのが正直なところです。

そこで、PCが納品される前に社内NWに接続した後の作業まで完了していたらどうでしょうか?
そこまで完成した状態なら、情報システム部門に納品しなくても、利用者のご自宅やオフィスへ直接納品することも可能です。

VPN接続環境を簡単に実現 ~出荷前にお客さまネットワーク環境下での設定を実施~

  • 上の図は当社が提供しているPC2次キッティングサービスです。

ここで気になるのは、ユーザー固有のアプリケーションがある場合は結局情報システム部門に納品しないとダメなのでしょうか?
そんなことはありません。

例えば、当社では管理者権限を与えることなく、管理者が許可したアプリケーションのみインストールするソフトウエア (AppSelf) があります。
本製品はサーバー設置などの煩わしい準備は必要なく、IT管理者に大きい運用負担をかけることなく、ユーザー自身で必要なアプリケーションをインストールできます。
そのため、導入時や故障時も管理者だけではなくユーザーにとっても工数、待機時間増加を減らすことができます。

まとめ

多くの国内企業は Windows 11 導入のタイミングでキッティングのアウトソースを考えています。
仕事の仕方や場所が多様化することで、PCへのニーズも多様化する時代が今後はより一層激しくなると考えます。

今回のコラムを読んでいただき、少しでもご興味がありましたら、ぜひ当社へお問い合わせください。

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