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製造業 C社さま 導入事例 (BCP対策)

BCP対応のITインフラ リプレース事例
~ データ保護の強化とDRサイト構築を実現 ~

重要な情報を格納するストレージの更改を機に、今までコストの問題であきらめていたBCP対策を実現。
低帯域でもレプリケーションできるDRサイトを構築しました。

製造業C社では、ストレージのサポート終了に伴うシステム更改を機に、BCP(事業継続計画)に対応した構成を検討していました。
  
DRサイトへ重複排除済みのデータをレプリケーションすることで、低帯域ネットワークでも負荷が少なく、週末のフルバックアップが業務に影響を与えないITインフラ構成を実現しました。
  
また、システム監視をアウトソースすることで、社内のIT人材が本来の業務に注力できるようになり、組織のパフォーマンスにも良い影響を与えています。

課題や要望

BCP対策の構成を

本お客さまは、ストレージのサポート終了に伴い、新たなストレージ構成を検討していました。

まず、現状で20TBの容量が使用されており、将来の利用拡大を考慮すると30TBの容量が必要でした。

またストレージに機密情報を格納していることから、データ保護と災害対策の強化が喫緊の課題となっていました。

しかし、高性能なSASでバックアップのための容量を確保すると、コストがかかります。
また、遠隔地へのバックアップは通信コストがかかります。
コストを抑えるために低帯域ネットワークを使うと週末のフルバックアップが時間内に終わらず業務に影響するという懸念もありました。

そこで当社からは HPE 3PAR StoreServ 8400 + HPE StoreOnce 5200 の構成でBCPに対応したストレージを提案しました。

メインで稼働する3PAR内で、SAS Disk領域にあるデータについて、日次・週次のスナップショットをNL-SAS Disk領域に格納。同じように日次・週次でStoreOnceへバックアップを行います。

さらに遠隔地(DRサイト)のStoreOnceへ日次で重複排除したデータを差分バックアップし、週次でフルバックアップを行います。

他企業からの提案では、大容量の要件を満たすためにストレージ構成のコストが高額になっていました。
また、遠隔地でのバックアップは通信コストの増大が懸念されました。

当社の提案では、高性能なSASディスクと大容量で安価なNL-SASディスクを混在させてコストの削減を図ったことが採用のポイントとなりました。
また、遠隔地へのバックアップは重複排除したデータを転送することで通信コストを抑え、TCO削減を図る提案が評価されました。

ディスクの組み合わせと重複排除済みのデータバックアップで低コストのBCP対策を実現

3PAR内において、SAS Disk領域とNL-SAS Disk領域を業務用とバックアップ用で使い分けることで、大容量を実現するだけでなく、システム導入のネックとなる初期コストの低減に貢献しました。

また重複排除したデータのみを遠隔地にバックアップすることで、WAN経由でも業務に影響を与えずにフルバックアップを行えるようになりました。

システム監視をアウトソースすることで運用コスト削減

以前はシステム監視が情報システム部門の人材の業務を圧迫していました。
さらに今回はDRサイトを構築したため、監視の負荷も大幅に増加することが懸念されていました。
そこで当社のサポートサービス ( Support Intensive Service:SIS 現:Yellow Dash Support ) を活用することで、ストレージの利用状況やバックアップ結果など、イベントの監視を当社からリモートで対応が可能になり運用負荷を削減することができました。

IT人材が煩雑な運用業務から解放されたことで、今後の設備投資や運用計画など情報システム部門本来の仕事をIT人材に振り分け、より利用しやすいITインフラサービスの企画に注力できるようになりました。

導入効果

導入ソリューション

導入構成

HPE 3PAR StoreServ 8400 ×1台
HPE StoreOnce 5200 ×2台

会社情報

業種 製造業
年商 100~500億円
従業員規模 1000~2000人未満
地域 東京都内

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