HPE OUTCOM-BASED SOLUTIONS & Master ASE summit 2023 参加レポート

作成日：2023/05/24

HPE OUTCOM-BASED SOLUTIONS & Master ASE summit 2023
参加レポート

今回のコラムでは、2023年4月17日 (月) ～ 4月20日 (木) にタイ (バンコク) で開催された HPE のパートナー向けイベント「 HPE OUTCOM-BASED SOLUTIONS & Master ASE summit 2023 」の実際の現地での体験談をレポートします。
こちらは、アジア太平洋 / インド / 日本の1次店パートナーさまおよび HPE のエンジニアが400名以上も参加する大型イベントです。

久しぶりに行われる海外イベント

新型コロナウイルスの感染が広まる前は、定期的に開催されていたイベントですが、ここ三年は渡航規制や感染対策などの面があり、開催が見送られていました。
今回は、当社からの本イベントの参加者として私、池谷が参加してきました。

どのようなイベントか

学ぶ、つながる、体感する、資格取得！の4つのカテゴリーをメインとしたイベントで、バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパークにて開催されました。

今回参加した私のスケジュールは以下の通りでした。

朝の8時から各セミナーセッション開始なので、イベント期間中は6時30分に起きて、ホテルの美味しい朝食ビュッフェを堪能してから、参加というスケジュールでした。
イベント中の最終セッションは18時くらいまであります。

イベント紹介　基調講演

アジアのさまざまな国から参加する基調講演では、「クラウドのメインはハイブリッドクラウド＆マルチクラウドへ。クラウド以外の場所で多くのデータが生まれる時代に、増大するデータを適切に管理・洞察することで価値が生まれる。Edge-to-cloud プラットフォームとして GreenLake がリードしていく」といった力強い内容でした。
ビジネスモデルや将来のビジョン、HPE がどのように進むかなどが語られていました。

また、最初の基調講演ではスポンサーのご紹介とスピーチがありました。
各製品を短いスピーチでアピールする方法や、どれをポイントとして話しているかなどが大変参考になりました。
日本人がする製品の説明と海外の方がされる説明で文化の差異を感じられ、非常に面白く感じられました。

個人的には、特にクラウドベースのサーバー管理サービスである「 HPE GreenLake for Compute OpS Management (COM) 」が、Hybrid Cloud の実現にあたり「オンプレミス側のインフラ制御の要」と位置づけられ、COM の活用に注力されているという HPE の取り組みの内容に興味をひかれました。

併せて今後のロードマップ情報についても解説があり、Hybrid Cloud インフラの管理・制御は、より完成に近い形になるということで非常に楽しみな内容でした。
COM については当社でも検証レポートを出しておりますので、詳細な製品情報については以下をご覧いただければと思います。

参考：Compute OpS Management

https://www.yrl.com/product/it_sale/verification-report/compute-ops-management.html

イベント紹介　各セミナー

各セミナーのセッションは、参加票の二次元コードをスキャナーで読み取り、入退室のチェックをしています。

一定時間以上の参加時間がないと、上記の画面の「Survey」が表示されません。
途中退出すると会場の前の人に呼び止められスキャンされますので、サボれません。
全体のセッション数の80％以上参加が今回のイベントの必要要件です。
今回、私は4日間で24のセッションを受講しました。

セミナーの種類も複数ありました。
製品トレーニングからセールストレーニングやハンズオンなどさまざまです。
各セミナーでは、ロードマップ情報などのパートナー限定情報も公開されており、非常に勉強になりました。

また、HPE Backup & Recovery のハンズオンも受けてきました。
もちろんセミナー内容はすべて英語です。
用意されているハンズオン環境のアクセス先を教えてもらい、その先にテキストが置かれているので、そのテキストを元にトレーニングを行いました。
先生とアシスタントの2名で随時、困ったらフォローを受けられます。

質問と回答も英語のため、個人的には大変なセミナーでした。
英語で理解しながらだったので一回のハンズオンでは全項目を終えられず、4日目のリピートセミナーも受けて学習しました。
各セミナー中は全体的に、インド系の方が積極的に質問しており、やる気がすごいなと感じました。