Intel CPU の世代を一覧で解説。性能差や見分け方は?
作成日:2023/03/30
更新日:2024/10/11

Intel CPU の世代を一覧で解説。性能差や見分け方は?
こちらの記事では、Intel CPU の世代を一覧で紹介します。
各世代の性能差や見分け方もお伝えします。
Intel CPU の各世代の特徴だけでなく、導入時の注意点やメリット・デメリットも把握できるので、Intel 製PCの導入・買い替えを検討している方や、自分のPCの性能を知りたい方は、ぜひご覧ください。
Intel CPU の世代一覧

Intel CPU の Core i シリーズの世代をアーキテクチャ・ソケット・発売開始年をあわせて紹介します。
世代 | アーキテクチャ | ソケット | 販売開始年 |
---|---|---|---|
第1世代 | Nehalem |
LGA1366 LGA1156 |
2008年~2011年 |
第2世代 | Sandy Bridge | LGA1155 | 2011年 |
第3世代 | Lvy Bridge | LGA1155 | 2012年 |
第4世代 | Haswell | LGA1150 | 2013年 |
新第4世代 | Haswell Refresh | LGA1150 | 2014年 |
第5世代 | Broadwell | LGA1150 | 2015年 |
第6世代 | Skylake | LGA1151 | 2015年 |
第7世代 | Kaby Lake | LGA1151 | 2017年 |
第8世代 | Coffee Lake | LGA1151v2 | 2017年 |
第9世代 | Coffee Lake-R | LGA1151v2 | 2018年 |
第10世代 | Comet Lake-S | LGA1200 | 2020年 |
第11世代 | Rocket Lake-S | LGA1200 | 2021年 |
第12世代 | Alder Lake-S | LGA1700 | 2021年 |
第13世代 | Raptor Lake-S | LGA1700 | 2022年 |
第14世代 | Raptor Lake-S Refresh | LGA1700 | 2023年 |
Intel CPU の世代別の性能差比較
Intel CPU の世代別の性能差をプロセス・コア数・スレッド数・キャッシュ・メモリ・消費電力 (TPD) の6つの項目から比較します。
世代別の性能差を把握することで、自社に必要なスペックを満たした CPU 搭載のPCを選定できます。
プロセス
プロセスとは、半導体の配線回路の線幅のことです。
単位はnm (ナノメートル) で、数字が小さいほど緻密な造りになっており、高性能かつ省電力性に優れていることを表します。
Intel CPU の世代別のプロセスは、以下のとおりです。
世代 | プロセス |
---|---|
第1世代 | 32nm |
第2世代 | 32nm |
第3世代 | 22nm |
第4世代 | 22nm |
新第4世代 | 14nm |
第5世代 | 14nm |
第6世代 | 14nm |
第7世代 | 14nm |
第8世代 | 14nm |
第9世代 | 14nm |
第10世代 | 14nm |
第11世代 | 14nm |
第12世代 | 10nm |
第13世代 | 10nm |
第14世代 | 10nm |
上記の表から、世代が上がるごとにプロセスの微細化に成功していることがわかります。
特に第12~14世代のプロセスは、第1世代のおよそ3分の1の数値であることから、Intel CPU の進化がうかがえます。
CPU の性能アップを狙う上でプロセスの微細化は必須です。
Intel に限らず、半導体メーカーはプロセスの微細化を目指しているため、新世代の CPU が登場した際には、プロセスにも注目してみましょう。
コア数 / クロック周波数
コアとは、CPU の中核を担う演算回路で、コア数が多いほどPCが一度に処理できる作業が増えます。
そのため、コア数は、CPU の処理性能を測る上でプロセスと同様に重要な指標です。
また、クロック周波数は CPU の処理スピードを表す指標で、クロック周波数が高いほど、同じ時間内でより多くの処理ができるようになります。
Intel CPU のコア数やクロック周波数は、世代だけでなく、Core i シリーズによって異なります。
例えば、第14世代と第13世代のコア数・クロック周波数を各 Core i シリーズで比較すると、以下のようになります。
コア数 / ターボ・ブースト利用時の最大クロック周波数
第13世代 | 第14世代 | |
---|---|---|
Core i9 | 24コア (8P+16E) / 5.8GHz | 24コア (8P+16E) / 6.0GHz |
Core i7 | 16コア (8P+8E) / 5.4GHz | 20コア (8P+12E) / 5.6GHz |
Core i5 | 14コア (6P+8E) / 5.1GHz | 14コア (6P+8E) / 5.3GHz |
Core i3 | 4コア (4P+0E) / 4.5GHz | 4コア (4P+0E) / 4.7GHz |
上記のように、Core i シリーズにおいて最上位モデルの i9 が最も高い数値であり、世代が上がるとそれぞれのシリーズの数値も上昇しています。
そのため、処理性能の高いPCを求めている方は、新しい世代の Core i9 からの検討がおすすめです。
なお、第12世代からは、性能を重視した従来の「Pコア」と、電力効率を重視した「Eコア」の2種類のコアが搭載されています。
EコアのサイズはPコアの4分の1とコンパクトなため、CPU の限られたスペースに搭載しやすく、高性能なPコアと省電力性に優れたEコアを使い分けることで、高性能と省電力が両立できます。
PコアとEコアの割合は、世代やシリーズによって異なるので、あわせて注目してみましょう。
スレッド数
スレッド数とは、同時に処理できる命令の最大数のことです。
コア数とセットで語られることが多く、例えば、10コア / 20スレッドという CPU の場合、同時に処理できる命令数は10ですが、負荷の少ない命令で CPU に余裕があれば、1つのコアで2つの命令を処理し、最大で20の命令を同時に処理できることを表しています。
スレッド数もコア数と同様に、世代や Core i シリーズによって数が異なります。
また、第11世代までは、10コア / 20スレッドのように、スレッド数がコア数の2倍であるのが一般的でした。
しかし、第12世代からはPコアとEコアが搭載されたため、総スレッド数は第11世代以前よりも相対的に向上しています。
第12世代、第13世代、第14世代のスレッド数を各 Core i シリーズで比較した結果は、以下のとおりです。
第12世代 | 第13世代 | 第14世代 | |
---|---|---|---|
Core i9 | 24スレッド | 32スレッド | 32スレッド |
Core i7 | 20スレッド | 24スレッド | 28スレッド |
Core i5 | 16または12スレッド | 20スレッド | 20スレッド |
Core i3 | 8スレッド | 8スレッド | 8スレッド |
コア数と同様に、スレッド数も最上位モデルの i9 が最も高い数値であり、世代が上がるとそれぞれのシリーズの数値も上昇しています。
キャッシュ
キャッシュとは、CPU 内の一時的な記憶領域であるキャッシュメモリーを指します。
CPU が利用する頻度が高いデータを一時的にキャッシュに保存することで、メインメモリーへのアクセスを減らし、処理速度の向上を実現します。
また、キャッシュは、1次キャッシュ (L1)、2次キャッシュ (L2)、3次キャッシュ (L3) の3種類あります。
L1に保存されたデータは、最も高速にアクセスできますが、容量が少ないため、あふれたデータはL2、L3の順に格納される仕組みです。
第13世代と第14世代のキャッシュ (L3) を各 Core i シリーズで比較した結果は、以下のとおりです。
第13世代 | 第14世代 | |
---|---|---|
Core i9 | 36MB | 36MB |
Core i7 | 30MB | 33MB |
Core i5 | 24MB | 24MB |
Core i3 | 12MB | 12MB |
効率的に作業を行いたい方は、CPU のキャッシュの容量にも着目しましょう。
メモリ
対応しているメモリ規格も、各世代によって異なります。
世代 | メモリ規格 |
---|---|
第1世代 | DDR3 |
第2世代 | DDR3 |
第3世代 | DDR3L |
第4世代 |
DDR3L LPDDR3 |
新第4世代 |
DDR3L LPDDR3 |
第5世代 |
DDR3 DDR3L LPDDR3 |
第6世代 |
DDR3 DDR3L DDR4 |
第7世代 |
DDR3L LPDDR3 DDR4 |
第8世代 |
DDR3L LPDDR3 DDR4 |
第9世代 |
LPDDR3 DDR4 |
第10世代 |
DDR3L LPDDR3 DDR4 LPDDR4 |
第11世代 |
DDR4 LPDDR4x |
第12世代 |
DDR4 LPDDR4x DDR5 LPDDR5 |
第13世代 |
DDR4 LPDDR4x DDR5 LPDDR5 LPDDR5/x |
第14世代 |
DDR4 DDR5 |
メモリ規格の「4」や「5」といった数字は、規格の世代を表し、数字が大きいほど新しい規格になります。
一般的に新しい規格の方が、メモリの処理速度を表す「動作クロック」や、容量が大きいため、これからPCの導入を検討している方には新しい規格がおすすめです。
また、いちからPCを自作する方は、CPU の世代によって対応しているメモリが異なることを把握し、適切なメモリを選定しましょう。
なお、第14世代のノートPCの CPU では、これまでの Core i シリーズに加えて、新たに Core シリーズ、Core Ultra シリーズが提供されています。
Core シリーズでは DDR4、DDR5、LPDDR4x、LPDDR5/x に、Core Ultra シリーズでは DDR5、LPDDR5/x に対応しています。
消費電力 (TPD)
ランニングコストを抑えてPCを使用したい方は、消費電力にも着目しましょう。
消費電力も、世代や Core i シリーズによって異なります。
第13世代と第14世代の消費電力を各 Core i シリーズで比較すると、以下のとおりです。
第13世代 | 第14世代 | |
---|---|---|
Core i9 | 35W~150W | 35W~150W |
Core i7 | 35W~125W | 35W~125W |
Core i5 | 35W~125W | 35W~125W |
Core i3 | 35W~60W | 35W~60W |
CPU の進化により、新しい世代の CPU でもシリーズや品番によっては35Wの低消費電力で運用できます。
そのため、コスト削減を意識し過ぎるがあまり、性能が低い古い世代の CPU が搭載されたPCを選定しないように注意しましょう。
Intel Core i シリーズの世代の見分け方
Intel Core i シリーズの世代の見分け方を解説します。
あわせて、Intel CPU の性能を判別する方法も紹介するので、これから Intel 製PCの導入を検討している方は、参考にしてください。
プロセッサー・ナンバーで世代を判別
Intel Core i シリーズの世代は、プロセッサー・ナンバーから判別できます。
プロセッサー・ナンバーとは、品番の4桁〜5桁の数字を指します。
例えば「Core i9 14900K」という品番の場合は「14900」がプロセッサー・ナンバーです。
そして、Intel Core i シリーズの世代は、このプロセッサー・ナンバーの先頭の数字から判別可能です。
「Core i9 14900K」のプロセッサー・ナンバーの数字は「14」であるため、第14世代の CPU だと判別できます。
また、第9世代以前の Core i シリーズの品番は「Core i 9900K」のように、プロセッサー・ナンバーが4桁になります。
Core i シリーズの世代を把握したい方は、プロセッサー・ナンバーに注目しましょう。
末尾のアルファベットで性能を判別
Intel CPU は、品番の末尾に付くアルファベットから、性能を判別できます。
例えば、デスクトップPCのアルファベットには、以下の種類があります。
末尾のアルファベット | 性能 |
---|---|
無印 | 通常版CPU |
K |
オーバークロックモデルの CPU クロック周波数を制御でき、高い処理性能を誇る。 |
F |
内蔵グラフィック非搭載モデルの CPU グラフィックボードを自分で追加するゲーマー向け。 |
KF | K・Fの統合モデルの CPU |
KS | Kのクロック周波数向上モデルの CPU |
X・XE | Extreme Editionの最上級モデルの CPU |
T |
省電力モデルの CPU クロック数が抑えられている |
ノートPC・モバイルPCの場合は、以下のとおりです。
末尾のアルファベット | 性能 |
---|---|
H |
ハイエンド向け CPU 高いグラフィック性能を誇り、ゲーマー向け |
HK |
H・K統合モデルの CPU オーバークロックが可能 |
HX | Hの上位互換モデルの CPU |
HF | 内蔵グラフィック非搭載モデルの CPU |
P | 一般ユーザー向けの CPU |
U |
コンパクトさが特徴の省電力 CPU 主にノートPCに搭載 |
G | AMD GPUをパッケージ上で統合した CPU |
具体的な用途が決まっている方は、品番の末尾のアルファベットを確認し、どのような用途におすすめのPCなのかチェックしましょう。
Windows 11 では第8世代以降のみインストールできる
Intel に限らず、CPU によって使用できるOSは異なります。
例えば、Intel Core i シリーズ第6世代の Skylake までは Windows 8.1 をサポートしていましたが、第7世代以降は Windows 10 しかインストールできません。
第8世代からは、Windows 10 および Windows 11 をインストールできるため、これから Windows 11 の導入を検討している方は、第8世代以降のPCがおすすめです。
Intel CPU の Windows 11 への対応リスト
Microsoft は、Windows 10 の後継OSとして、Windows 11 の提供を2021年10月5日から開始しました。
Intel CPU の第7世代以降が Windows 10 のOSしかインストールできないように、CPU によって使用できるOSに制限があります。
そのため、これから Windows 11 の導入を検討している方は、自分のPCの CPU が Windows 11に対応しているか把握し、確実に Windows 11 を導入できるようにしましょう。
Windows 11 をサポートしている Intel の CPU は、以下の Microsoft の公式サイトから確認できます。
なお、CPU 以外にも Windows 10 から Windows 11 へアップグレードするには、メモリーやストレージなど、あらかじめ提示されているシステム要件を満たす必要があります。
システム要件や、自身のPCが要件を満たしているかの確認は、以下の記事からご確認ください。
システム要件を満たしていた場合は、サポートが終了する前にアップグレードを済ませましょう。
アップグレードを行う際は、Windows 設定画面の「 Windows Update 」から進める方法がおすすめです。
アップグレードの手順は、以下の記事をご確認ください。
Windows 10 のサポート終了後もPCを使い続けると、Windows の自動更新が無効になり、ウイルス感染による情報漏えいのリスクが発生します。
自分のPCが Windows 11 に対応していない場合は、 Windows 11 搭載のPCへの買い替えやレンタルがおすすめです。
搭載されている CPU の確認方法

自分のPCの CPU を確認する方法は、以下の3つです。
- スタートメニューから確認する
- タスクマネージャーから確認する
- DirectX 診断ツールを使用する
まずは「スタートメニューから CPU を確認する方法」を解説します。
1. 「スタートメニュー」から「設定」を開く

2. 「システム」の「バージョン情報」を選択

3. 「バージョン情報」の「プロセッサ」を確認

以上の方法で、CPU を確認できます。
次に「タスクマネージャーから CPU を確認する方法」を解説します。
1. タスクバーを右クリックし「タスクマネージャー」を起動

2. 「パフォーマンス」の CPU を確認

右上に表示されているのが CPU です。
最後に「DirectX 診断ツールを使用してCPUを確認する方法」を解説します。
1. タスクバーの検索欄に「dxdiag」と入力しコマンドを実行

2. 診断ツールの検索結果からプロセッサを確認

以上の3つの方法で搭載されている CPU を確認できます。
どの方法も時間をかけずに確認できるので、自分のPCの CPU を知りたい方は、試してみましょう。
Intel CPU のメリット・デメリット
Intel CPU のメリットは、シングルコア性能の高さです。
コアの種類には、シングルコアとマルチコアの2種類あり、Intel CPU のコアは、コアの数が単一のシングルコアに該当します。
シングルコアは、単一のアプリケーションに力を注げる分、処理速度の高速化が期待できます。
コアの数が複数のマルチコアは、複数のアプリケーションの起動や、AI処理、画像のレンダリングなど、負荷の大きい業務が得意です。
オフィスソフトや単一のアプリケーションを使う一般的なオフィス業務であれば、ひとつの作業を高速に行えるシングルコアをおすすめします。
一方で、Intel CPU のデメリットは、高性能な分、比較的高価である点です。
Intel と競合する CPU メーカーの AMD が手がける Ryzen と比較すると、ソフトウエア最適化が可能な Intel の方が高価です。
また、消費電力においても Ryzen は Intel より優れています。
そのため、トータルコストを抑えたい方は、Ryzen がおすすめです。
Intel と Ryzen の CPU の違いについてより詳しく紹介した記事 もあるので、そのほかの点でも比較したい方はぜひご覧ください。
Intel CPU の選び方
ここまで、Intel CPU の世代別の性能差や世代の見分け方などをご紹介しました。
Core i シリーズや世代によっても性能や価格が異なるため、性能不足やオーバースペックとならないよう、PCで主に行う作業にあわせて適切なシリーズ・世代の CPU を選択するとよいでしょう。
作業内容別のおすすめの Intel CPU は、次のとおりです。
基本的なビジネス用途で用いる場合は Core i3 以上
書類やメールの作成といった事務作業やインターネット検索など、一般的なビジネス用途で PC を用いる場合は、Core i3 の CPU でも十分に対応できます。
ただし、複数のウインドーやタブ、ソフトを開いての作業や、WEB会議ツールでの画面共有、画像や動画の編集といったクリエイティブ業務などを行う場合は、Core i3 の性能では処理が追いつかず、PCの動作を重く感じる可能性があります。
事務作業がメインの場合も、複数ウインドーやタブ、ソフトを開きながら常に快適に作業を進めたい方は、Core i5 以上の CPU を選ぶことをおすすめします。
動画編集などクリエイティブ用途で用いる場合は Core i5 以上
動画編集や画像編集、プログラミングといったクリエイティブ用途でPCを使用する場合は、Core i5 以上の CPU が必要です。
中でも4K映像の編集や3DCG、CADなど、特にPCに高負荷をかける作業を行う場合は、Core i5 でも性能が不足する可能性があるため、Core i7 以上の高性能な CPU を選ぶと安心でしょう。
ひとつのソフトのみを立ち上げて作業するのではなく、「音楽制作をしながら動画編集をしたい」「画面共有機能で社内のメンバーに画像編集ソフトでの制作過程を見せながら会議を行いたい」など、複数ソフトを用いて作業したい場合は、その分PCに負荷をかけるため、余裕を持った性能の CPU を選ぶことが大切です。
Windows 11 を使うなら第12世代以降がおすすめ
先述のとおり、Intel CPU では第12世代以降、PコアとEコアの2種類のコアを搭載しています。
Pコアでは CPU の性能を重視しており、CPU のパフォーマンスを高めます。
Eコアは省電力化を重視しており、CPU が消費電力を抑えつつも効率的に作業できるよう動作します。
PコアとEコアの2種類が搭載されていることで、消費電力を抑えながら高いパフォーマンス能力を発揮できるようになるため、Windows 11 のPCを使用するのであれば、第8世代~第11世代ではなく、第12世代以降の CPU を選ぶことをおすすめします。
Windows 11 のPCを使用する際のおすすめの CPU のスペックに関する記事 も、あわせてご覧ください。
導入コストを標準化できるレンタル導入がおすすめ
Intel の CPU は、優れたシングル性能に加え、WEB会議など高品質なノイズ除去フィルターのオープンソース・ライブラリーである「オープン・イメージ・デノイズ」にも対応しているため、リモートワークにおいて高いパフォーマンスを発揮してくれます。
Office ソフトを使った作業も高速化が期待でき、作業効率の向上も狙えます。
とはいえ、PCの価格帯は他社よりも高い部類であるため、導入に踏み切れていない企業もあるでしょう。
そんな企業には、レンタルPCがおすすめです。
レンタルPCであれば、購入よりも導入コストを削減でき、費用を平準化させられます。
加えて、PCの廃棄処分やデータ消去も不要であるため、コストを抑えつつ手軽に利用できます。
費用を抑えて Intel のPCを利用したい方は、レンタルPCも選択肢のひとつとしておすすめです。
関連リンク
まとめ
こちらの記事では、Intel CPU の世代や世代別の性能差、Intel CPU のメリット・デメリットについて解説しました。
Intel CPU はシングルコア性能に優れており、単一のアプリケーションを高速に稼働させて生産性の向上を狙えるため、オフィス業務におすすめです。
その性能の高さから他社品と比べて高価であるため、今回ご紹介したレンタルPCも選択肢のひとつとして検討してみてください。