ノートパソコン調達でレンタルがおすすめな理由とは?情シス負担を軽減するポイントを解説

作成日:2021/09/01
更新日:2026/06/23

お役立ちコラム

パソコン調達の際、購入ではなくパソコンレンタルを利用することで、情シスの業務負担を軽減できる可能性があります。

パソコンレンタルというサービスは、スポット利用というイメージをお持ちの方もいると思われますが、実は社内パソコンを管理する情シスの負担を軽減する手段として良い選択です。
今回はノートパソコンのレンタルについて、解説します。

パソコンの調達を検討されている情シス担当者・管理者の方は、ぜひご覧ください。

企業のPC調達でよくある課題とは?

企業のPC調達を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しています。

PCの価格変動やモデルチェンジの頻度増加に加え、テレワークやハイブリッドワークの定着、AI活用の拡大などにより、企業に求められるPCの要件も多様化しています。
また、単にPCを調達するだけでなく、キッティングや資産管理、故障対応など運用面の負担も増えており、情報システム部門の業務はますます複雑になっています。

こうした環境の変化を踏まえ、企業では従来の調達方法や運用体制を見直す動きも広がっています。
特に近年は、PC価格の変動への対応、情報システム部門の負担増加、DX推進との両立がPC調達における重要な課題となっています。

PC価格上昇の影響

近年、部材価格の変動や為替の影響などにより、PCの価格は変動しやすい状況が続いています。
現状については、『メモリ不足・価格高騰はいつ解消する?AIブームのなか企業がPC運用で押さえておくことを紹介』にて解説をしています。

企業では数十台から数百台単位でPCを調達するケースが多いため、1台あたりの価格上昇が調達コスト全体に大きく影響することがあります。
また、Windows のサポート終了やPCのリプレース時期が重なると、一度に多くの端末を更新する必要が生じるため、予算確保が課題となる場合も少なくありません。

そのため、必要な台数を確保しながらコストをどのように管理するかが、企業のPC調達における重要なテーマとなっています。

情報システム部門の負担増加

PC調達においては、機種選定や見積取得だけでなく、発注、納品調整、キッティング、利用者への配布、資産管理など、多くの業務が発生します。
特に管理台数が増える企業では、PCの故障対応や入れ替え作業、利用状況の管理なども必要となり、情報システム部門の負担は大きくなります。

さらに、テレワークの普及により、離れた拠点や在宅勤務者への対応が必要になるケースも増えており、従来以上に効率的な運用体制が求められています。

DX推進との両立が求められている

企業では、業務効率化や競争力向上を目的としてDXへの取り組みが進められています。
情報システム部門には、クラウドサービスの導入やセキュリティー対策、AI活用の検討など、より戦略的な役割が求められるようになっています。

一方で、PCの調達や運用管理といった日常業務に多くの時間を割かれてしまうと、新たな施策の検討や推進に十分なリソースを確保できない場合があります。

そのため、PC調達や運用の効率化を図り、限られた人員の中でもDX推進に取り組める体制を整えることが重要になっています。

【動画で解説】企業のPC調達・運用における課題と解決策

PC調達や運用管理に関する課題は、多くの企業が共通して抱えています。
以下の動画では、企業のPC調達を取り巻く環境の変化や、情報システム部門の負担を軽減する方法について約3分で解説しています。

動画のポイント

企業のPC調達では、価格変動への対応だけでなく、キッティングや資産管理、故障対応など運用面の負担も課題となっています。
動画では、こうした課題への対応策としてPCレンタルの活用方法を紹介しています。

  • PC価格上昇が企業の調達に与える影響
  • 情報システム部門の業務負荷が増えている理由
  • PC調達から運用までに発生する業務
  • PCレンタルで運用負荷を軽減する方法
  • 浮いたリソースをDX推進に活用する考え方

レンタルはノートパソコンがおすすめ

「ノートパソコンレンタルのどこが良いのか」という疑問を解決するために、おすすめする理由を解説します。

  • 調達に関する情シスの業務が削減できる
  • パソコン故障時における対応がスムーズ

ノートパソコンレンタルがおすすめの理由

PC調達の情シス業務削減

パソコン故障時の迅速な対応

調達に関する情シスの業務が削減できる

ノートパソコンレンタルを利用すると、調達に関する情シスの業務負担が削減できます。

レンタル会社に相談することで、自社の要望 (期間・スペック・用途など) をもとに、最適な機器やプランを提案してくれるためです。
さらにパソコンの配送も、レンタル会社が短納期で指定場所へ納品します。

ノートパソコンを購入・リースする場合、情シスは以下のような業務を負担することが多いのではないでしょうか。

  1. 必要なスペックやパソコンの検討
  2. 調達先ベンダーの選定
  3. 社内での調達手続き
  4. 納品スケジュールの調整や保管場所の確保
  5. 導入時におけるパソコンのセットアップ

しかしレンタルの場合、情シスは必要な時に必要な台数をレンタル会社にメールなどで連絡を行うだけです。(※注文書のメール送付)

また社内の標準PCを決めて安定調達したい方は、レンタル会社のラインナップから標準PCを設定し、納品前にパソコンのセットアップ済みでお届けするため、パソコン調達に関する情シスの負担を大きく軽減できるでしょう。

パソコン故障時における対応がスムーズである

レンタルを利用すれば、故障時における対応がスムーズとなります。

レンタルしているパソコンが故障した場合は、最短翌日には同等のパソコンが代替え機として手配されます。
そして修理にかかるコストは最初からレンタル料金に含まれており、レンタル会社が負担するため、原則お客さまの出費は発生しません。
さらに故障や不具合についてのマルチベンダーで相談ができる、サポートセンターを設置しているレンタル会社も多いため、メーカーごとに問い合わせる必要がなく手間がかかりません。

それに対して購入やリースの場合は、パソコンが故障すると新規購入や修理などの対応が必要となります。
故障のタイミングは想定ができないため、ユーザーからの急な依頼で業務が止まり、購入と修理、どちらの場合も自社で修理の依頼をしたり見積もりを取ったりしなければなりません。
また、手配の作業だけではなく費用の確保もしなければなりません。
パソコンの保証期間が終了していると、修理には追加費用がかかる可能性もあり、予想外の費用発生に対するお伺いを立てる手間もかかるでしょう。
最初から故障に対する対応がスムーズなパソコンレンタルには運用面において優位性があります。

ノートパソコンレンタル (長期・短期) を利用する際のポイント

ノートパソコンレンタルを利用する際には、以下3つのポイントをチェックしましょう。

  • 貸し出しているノートパソコンのスペック
  • ノートパソコンレンタルの相場
  • 利用開始後のサポート体制

貸し出しているノートパソコンのスペックを確認する

貸し出しているノートパソコンが、どのようなスペックであるのかに注目しましょう。
スペックを確認する際に注目すべき項目の例は、次の通りです。

  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ
  • インターフェース
  • 重量や薄さ

利用するソフトウエアによって求められるスペックは異なります。
特にリモートワークが増えている働き方においては、Zoom や Microsoft Teams などの Web会議ツールの動作に処理性能が必要です。
そのため業務要件を踏まえて、情シスは必要なパソコンスペックをある程度決定しておかなければなりません。

そして、レンタル会社には自社の業務要件を満たせるスペックのパソコンがあるかどうかを確認します。
大手のレンタル会社であれば幅広い在庫ラインナップから「どのようなスペックのパソコンを選べばいいか」という相談ができるため、まずは相談してみても良いでしょう。

ノートパソコンレンタルの相場を把握する

ノートパソコンレンタルを利用する際には、料金相場も確認しておきましょう。

相場を把握しておかないと、「同じサービス内容なのに相場より高い料金で契約してしまった」と後悔する可能性があるためです。

基本的にノートパソコンのレンタル料金は、以下の観点で決定されるケースが多いです。

  • メーカーの市場価格
  • パソコンのスペック
  • レンタル期間

レンタル会社によっては商品の基本料金が異なるため、同じようなスペックのパソコンを異なる会社で比較して、レンタル料金の相場を把握しておきましょう。

また、調達期間や調達台数によってレンタル時の割引や追加サービスについても、レンタル会社によって差があります。
そのため、価格においては実際にWebなどで品揃え情報を確認したり、長期レンタルの場合は各社へ見積もり依頼をおこない比較すると良いでしょう。

比較検討時には、サポート内容や体制を確認する

ノートパソコンレンタル時には、サポート内容や体制にも注目しておきましょう。
故障時やトラブル時などのサポートが充実していないと、情シスに負担がかかってしまうだけではなく、会社全体の業務に支障をきたす可能性があるためです。

基本的にパソコンレンタルでは、故障時のサポートサービスが付帯されていますが、以下の点においては各社違いがあるケースがあります。

  • 専任のサポート窓口の設置
  • 自然故障以外の事故対応 (動産保険の有無)
  • 代替え交換時の再キッティング費の有無 ※初回にキッティングを依頼する場合

そのため初回のレンタル料金の比較だけではなく、トータル的にメリットがある会社を選択しましょう。

ノートパソコンレンタルのよくある質問

ここまで、ノートパソコンレンタルメリットやポイントをご紹介しました。
本章では、よくある質問について解説します。

ノートパソコンレンタルは何台から利用できますか?

レンタル会社によって異なりますが、1台から利用できる場合もあります。
大規模な導入だけでなく、増員や故障時の代替機など少数台での利用にも対応しているケースがあります。

ノートパソコンレンタルの料金は何で決まりますか?

一般的には、パソコンのスペック、レンタル期間、利用台数などによって料金が決まります。
まずは、希望条件にてお問い合わせすることをおすすめします。

ノートパソコンレンタルのリプレースタイミングはどのくらいですか?

当社で公開している「1,030名に聞いた 現場の責任者&担当者が今取り組むべき課題とは? PC運用・管理業務の調査レポート 2026」によると、法人でのパソコンの平均リプレース (入れ替え) サイクルは、全体平均で3年サイクルという結果が出ています。

法人でパソコンをリプレースする期間は厳密に定められていませんが、OSのサポート期限や本体の劣化、バッテリーの消耗、業務内容に対するパソコンのスペック不足などを感じた際に買い替えるのが一般的です。

詳しくは、『パソコンの買い替えタイミングはいつ?修理・買い替えの判断基準とあわせて紹介』をご確認ください。

ノートパソコンの耐用年数は?企業での平均使用年数や寿命を縮めない方法を紹介』についても併せてご確認ください。

まとめ

ノートパソコンのレンタルには、情シスの負担を軽減できるメリットがあります。
調達作業や故障時における対応が簡略化されるため、パソコンの台数が多くとも情シスは最低限の負担で済むでしょう。

ただしノートパソコンのレンタル会社にはさまざまな種類があり、会社によって取り扱うパソコンの種類が異なります。
自社が求めるパソコンのスペックをあらかじめ想定し、そのスペックを提供しているレンタル会社を選択しましょう。

関連サービス

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください

ページの先頭に戻る