Excel、Word でタイトルバー上の「検索ボックス」を非表示にしたい

説明

最新の Excel や Word の「タイトルバー」には中央に「検索ボックス」が表示されますが、使わない人は邪魔に感じるかもしれません。
この「検索ボックス」は正式には「Microsoft Search ボックス」という名前です。

それが分かれば以下の手順で「Microsoft Search ボックス」を小さな「虫眼鏡」の「検索アイコン」だけにできます。

1. 「ファイル」タブで開く画面で「オプション」を選択

2. 開いた「オプション」画面の左メニューで「全般」を選択

3. 「全般」の右画面で「ユーザーインターフェイスのオプション」項目から「既定で Microsoft Search ボックスを折りたたむ」にチェックを入れる

4. 「オプション」画面を「OK」で閉じる

これで「Microsoft Search ボックス」は折りたたまれ、タイトルバーの右のほうに「検索アイコン」のみが表示されるようになります。

「検索アイコン」をクリックすると折りたたみが解除されて「Microsoft Search ボックス」がタイトルバーの中央に一時的に表示されます。

最初から「Microsoft Search ボックス」が表示されていても、一度はクリックしないとボックス内に入力を開始できないので、たまにしか使わないなら「検索アイコン」のみで大丈夫でしょう。
「検索アイコン」まで非表示にする方法はありません。

ちなみに「Microsoft Search ボックス」を選択するショートカットキーは

Alt + Q

で「検索アイコン」の選択と同じです。
「Quest」の「Q」と覚えるといいでしょう。

Excel や Word のウインドーを移動させるとき「タイトルバー」をつかんでドラッグ操作するとき「Microsoft Search ボックス」が中央にあると、つい「ボックスの上にマウスポインターを合わせないように」しているかもしれません。
でも実際、やってみると選択前なら「Microsoft Search ボックス」の上にマウスポインターがあっても、ウインドーをドラッグ操作で移動できます。

それでも頻繁に使わないなら「Microsoft Search ボックス」は「検索アイコン」だけにしておけばいいでしょう。

執筆者: 林 俊二