「メモ帳」でファイルを開くたびに現在の日時を自動入力する方法

説明

Windows に付属するテキストエディター「メモ帳」は、文字入力中に「F5」キーを押すと現在の日時を自動入力できます。
キーを忘れても「メモ帳」のメニューバーから「編集」メニューの「日付と時刻」を選択すればいいし、そこに「F5」と表示されています。

その応用で、「メモ帳」を開くだけで現在の日時が自動入力されるようにすることもできます。
「メモ帳」で開いたファイルの先頭に「.LOG」と入力して、「時系列メモ.txt」といった名前にして保存してみましょう。

この「時系列メモ.txt」ファイルをいったん閉じて、「メモ帳」を使って再び開くと、開いたときの日時が自動で入力されます。

そのとき日時が自動入力された行のひとつ下の行頭にカーソルがあって、すぐに入力を始められるので時系列のメモなどに利用できます。

ただし拡張子「.txt」のテキストファイルには「メモ帳」以外のテキストエディターを「既定のアプリ」にしていると、せっかく作った「時系列メモ.txt」ファイルを単純にダブルクリックして開いても「メモ帳」とは連動しません。

そこで「時系列メモ.txt」を「メモ帳」で開く方法は3種類ほどあります。

1. 「設定」から「アプリ」>「既定のアプリ」とたどり「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」画面を開いて「.txt」のアプリを「メモ帳」に変更

2. 「時系列メモ.txt」ファイルを右クリック、現れたメニューの中から「プログラムから開く」-「メモ帳」を選択

3. 「メモ帳」をタスクバーにピン留めして「メモ帳」アイコンを右クリック。現れたメニューで「時系列メモ.txt」を探し、右クリックでメニューにピン留め。

メモとして使うなら「3」が確実で便利でしょう。

ちなみに自動入力された日時のデータ形式は「設定」で変更できます。

1. 「設定」で「時計と言語」を選択

2. 左メニュ－で「地域」を選択し、右画面で「データ形式を変更する」を選択

3. 「時刻（短い形式）」「日付（短い形式）」で好きな形式に変更

ただし、この設定は他の日時表示にも反映されるので注意が必要です。

執筆者: 林 俊二